100歳以上の高齢者を百寿者、さらに、105歳以上の方を超百寿者と言うそうです。
どうしたらそんなに長生きできるのでしょうか。
秘訣は?決まって食べているものは?どんな生活をすれば?遺伝的要素があるのか?・・・
たくさんの疑問がわいてくると思います。
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今回、遺伝解析を含め医学的・栄養学的・心理社会学的 全国の百寿者の方々の所へ訪問研究されている。
慶應義塾大学病院 医学部老年内科 広瀬 信義 先生
より調査依頼を受け協力させていただきました。 |
現在、日本全国には110歳以上が73名(女性70名・男性3名)いらっしゃるそうです。
これまでの生活歴は、さまざまで、明確に「これをしていたら良い」「こんな生活が良い」といったものは実証できません。
何の不自由なくストレスもなく生活するよりは、普通の生活で、多少のストレス・害する物がないとダメではないかと言われていました。
長生きする方は、特に幸福感が高い、あまり物事を深く考えない、病気を持っていない、病気になりにくいなどの理由があるそうです。
広瀬先生は、長生きできる特異物質の研究・遺伝子の解析や
最近話題の<IPS細胞>の研究にもこの長寿者の細胞を利用した取組もされているそうです。
さて、今回調査対象となった2名のご長寿の方は、
恵仁荘入所中の高野 ワサさん 昨年12月で、110歳(長崎県女性最高齢) となりました。 |
もう一人の方は、長崎市内に在住の北村信吾さん、 こちらも3月で、110歳(長崎県男性最高齢) となります。 |
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調査では、これまでの生活、出来事をお聞きしながらその中で
これまでの人生は満足であったと、年を取ることは幸せなことであるとお二人ともお答えになっていました。
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北村さんは
「人間は120歳までは生きれるんだ!」
「120歳までは生きらんば」と、とってもお元気に話をされていました。 (文責)渕上