1、日 時 平成30年10月25日(水)14:00~15:00
2、想 定 夜間想定(2:00出火)
3、内 容
① 担当職員 夜勤者:坂本夢乃、山口諒
② 避 難 者 各ユニット職員を含めて5名(計20名)
③ 手 順
Ⅰ.開 始 火災報知設備ベル鳴動(株式会社長崎ユタカ様)
出火場所: 2階たんぽぽリビング
Ⅱ.行動開始 1階夜勤者(坂本夢乃)は、火災報知機音を確認したら火災報知機盤で出火区画を確認し、2階夜勤者にPHSで出火区画を連絡する。
Ⅲ.出火確認 2階夜勤者は連絡を受けたのちタオル、消化器を持ち出火場所を確認する。
出火場所確認後『火事だー!!火事だー!!』大声で数回叫ぶ!!
Ⅳ.初期消火 初期消火開始 ※初期消火失敗
Ⅴ.連絡通報 1階夜勤者(坂本夢乃)に火災発生 出火場所 初期消火失敗を伝え避難を指示する
Ⅵ.避難誘導① 避難ルートに従い入居者をひとりずつ避難誘導する
2階入居者は、2Fバルコニーへ誘導
※2階夜勤者はホールの排煙ボタンを押し排煙窓を開ける
1階入居者は、地域交流ルームへ誘導
Ⅶ.避難誘導② 各階夜勤者は、担当階の避難誘導が終了後、担当外階の避難状況を確認
避難が終了していなかったら、避難応援に入る
Ⅷ.避難終了 避難が終了したら、人数を確認、1階夜勤者が坂本主任へ避難終了を報告
『入居者20名、職員2名 全員避難終了しました』
4、総 評 県央消防署様、株式会社長崎ユタカ様より総評、指導、助言
・1階と2階で別々に誘導されていましたが、2階が出火の場合、炎や煙は上に上がる特性がありますので、2人で2階の方を優先に避難された方が良いです。
・避難後の確認方法として、居室の扉に印を付けつける等の工夫をされると何度も居室を確認する時間が省けますし、消防隊員への伝達がスムーズになります。その際も、煙の特性が上に上がるので下の方が良いです。
・車椅子での移動されていましたが、フットレストを付けていない人もいました。足の巻き込み等の二次災害にも繋がりますので、緊急時こそより安全な方法で移動して下さい。
5、質疑応答
Q:地域との連携はどのようにしたら良いですか?
A:地域の協力は大事ですので、自治会や近隣住民への協力がお願いできれば心強いです。
Q:今回は職員の声が小さいように感じましたが、大きな声を出す必要はないですか?
A:大きな声で、''火事だー。"と言うことで、入居者様の不安をあおり、慌てて転倒するリスクもありますので、大声は必要ない場合もあります。しかし、職員間で声を出してお互いの位置確認や状況確認等の情報のやり取りは重要です。
Q:消防隊員さんが到着されて、どんな情報を渡したら良いですか?
A:出火場所・怪我人等です。後は、消防隊員が判断し動きます。
5、消火訓練
総評後、水消火器による避難訓練を行いました。
全職員が常に火災に対する意識を持ち、非常時に備える事の大切さを再認識しました。