介護医療院 恵愛荘

尊厳ある生活を支える医療と介護

運営方針

  • 入所者様・ご家族との相互理解に基づいて、ご本人の自己決定権を尊重した医療と介護を提供致します。
  • 医師・看護師・介護職員ほか、多職種のスタッフが『協働』してお一人お一人に応じた医療と介護サービスを提供致します。
  • 入所者様に対し、家族が接するような気持ちで心配りを行い、より良い環境づくりに努力致します。
  • 医療・保健・福祉機関や各サービス事業者、関係自治体などと密接な連携を行い、地域に開かれ・愛され・信頼される『恵愛荘』を目指します。
  • 各職員が医療・介護のプロとして自覚と責任を持ち、常に提供する医療・介護サービスの質向上のため自己研鑽に励みます。

ご挨拶

井上長三 世界一の長寿国となった日本ですが、少子高齢化が問題となっています。2025年には、団塊の世代が後期高齢者となり、年間死亡数は現在の約1.5倍となり、どう支えていくかが問われています。国は2025年までの地域包括ケアの構築を最大命題として推し進めており、地域における高齢者のための施設・病院は、ますます重要な存在意義を示すと思われます。恵愛荘は、医療・介護福祉複合体である有喜福祉村の一員として「尊厳ある生活を支える医療と介護」を理念とし、平成25年8月1日療養型介護老人保健施設として開設し、「強化型」として、これまで介護度が高いだけでなく、経管栄養、吸引、インスリン等の一定の医療処置が必要な方を多く受け入れてまいりました。多職種協働で口腔ケア等行い、高齢者に多い誤嚥性肺炎を予防し、徐々に摂食困難になってゆく高齢者に、食べる楽しみを長く維持して頂けるような支援(経口維持)、また経管栄養の方でも、少しでも食べる楽しみを味わえるように経口移行を試みています。

 また終末期の方へターミナルケアなどの尊厳を重視した適切なケアを提供し、年間30名~40名程度の看取りも行っています。

 このような医療と介護の複合的ニーズを持つ長期利用の方々の需要にこたえるためにこの度の介護保険法改正により創設されたのが「介護医療院」です。

 恵愛荘は療養型介護老人保健施設から平成30年6月1日この介護医療院へ転換いたしました。人生の最終段階に差し掛かった高齢者の人生の質を改善するように、多職種協働ケアを提供いたします。個人の意思を尊重しながら尊厳ある生を全うできるように、「治すだけの医療」ではなく「生活を支える医療」を行います。

 有喜福祉村の一員として医療と介護の複合的ニーズを持つ長期利用の方々のための施設という役割を果たしてまいります介護医療院「恵愛荘」を今後共よろしくお願い申し上げます。

介護医療院 恵愛荘 施設長 井上 長三

施設概要

運営法人名 医療法人 和光会
施設種別 介護医療院
名称 介護医療院 恵愛荘
所在地 長崎県諌早市有喜町593番地1
電話番号 0957-28-6570
FAX 0957-28-6577
施設長 井上 長三
定員 120名(内 ショートステイ20名)
開設年月日 平成25年8月1日(追記)介護療養型老人保健施設
建物構造 鉄筋コンクリート地上4階建
面積 建物延面積 5,387.45㎡(併設事業所含む)
設備の状況 入所 100床 居室(4人部屋20室・個室20室)
ショートステイ 20床(4人部屋4室・個室4室)
食堂、談話室、浴室、機械浴室、機能訓練室(併設病院に設置)