諫早中央ショートステイ 空床カレンダーを更新いたしました。
更新の都合上、カレンダー上は空床となっておりましても、満室になっている場合もございます。
予めご了承ください。
また、空床の確認や利用のご相談など、お気軽にお問合せください。
先日、諫早中央に「RELA委員会」が発足しました。
開設後より、入居者の暮らしに不足しているものを補ったり、
新しいことにも取り組んできました。
それらに取り組むきっかけは、ご家族様からのご意見やご要望と
入居者の想いを代弁するスタッフからの提案でした。
まず、取り組んだのが職員研修でした。
比較的新しい職員が多い中、リーダーやベテラン職員が
若い職員の仕事を見ていて危機感を覚え、
基本的な介護知識を中心とした、身近な内容の研修が必要だとリーダー会議で提案がありました。
その後、居宅所長を中心としてユニットから1名ずつ委員を選定し「研修委員会」を設置しました。
毎月の職員会議終了後に30分から1時間の施設内研修を開催しています。
もちろん、研修内容や講師も研修委員会で企画しています。
その他にも、研修関係の情報を内部に発信しています。
次に取り組んだのがリハビリでした。
リハビリについては、開設当初よりご家族からのご要望も多く聞かれていました。
そして、スタッフから
「関節が固くなってきているからなんとかしたい」
「歩行訓練をどのようにしたらいいか知りたい」
「効果的な体操を知りたい」
などの声が日に日に大きくなりました。
今では、月に一度ですが、うき福祉村の恵仁荘からPTやOTが来設して下さり、看護師を窓口として、入居者に合わせたリハビリプログラムの策定や、スタッフへの介助方法の指導を行って下さっています。
ノートを作成し、PTからの指示や提案、ユニットからの回答や質問のやり取りをしているのですが、交換日記のようなそれは、とても建設的で温かみがあります。
その効果があってか、介護認定の更新では40%(20名中8名)の入居者の介護度が軽くなりました。
その次に取り組んだのが、口腔ケアです。
冬場にかけて、数名の入居者が肺炎で入院された頃でした。
スタッフから
「口腔ケアの方法が分からない」
「口腔ケア用品の選び方や購入はどうすればいいのか?」
との声が頻繁に聞かれるようになりました。
対策を模索している中、
近所の”はやした歯科”様より歯科衛生士の訪問のご提案を頂きました。
今では、週に3回2名の歯科衛生士が来設して下さり
口腔内の確認、口腔ケア方法の指導、口腔ケア用品の選定等を行って下さいます。
もちろん、必要に応じて、はやした先生が来設し治療、指導をして下さいます。
歯科衛生士さんもスタッフと仲良くして下さり、諫早中央の大切な一員となりました。
その効果があってか、歯科衛生士が来設して下さるようになった4月以降、肺炎罹患者はもちろん入院者が0名となっています。
さて、そんな取り組みが定着してきた頃、
「定期的に何かの活動を増やしたい」
「レクリエーションが少ない」
との声がスタッフより聞かれるようになりました。
この活動に関するご要望は、ご家族様からも以前より聞かれていましたし、
先日、ご意見箱への投稿も頂きました。
そこで、入居部長を中心として「RELA委員会」が立ち上がりました。
この委員会の名称ですが・・・
R → レクリエーション
E → エクササイズ
L → 生活(ライフ)
A → 活動(アクティビティ)
です。
若くて明るいメンバーが多く、会議の様子もとても和やかで、時折笑い声が聞こえていたのでその内容に一抹の不安を覚えていましたが、会議録に目を通すと、
委員会設置の目的、”活動”の概念の確認、そして具体的なアイデアが盛りだくさんでした。
今後の活躍がとっても楽しみです。
施設長 三隅 健